モンスター

3on☆star 3on☆star
3on☆star
モンスター
LATCH!初の試みであるオーディション形式によって選ばれた新進気鋭のユニット
楽曲

3on☆star「We are 3on☆star」

4th CD 『STATION IDOL LATCH! 04』

関連楽曲

ユニット名の由来

《前編》

樅野「ユニット名が、こんなにも決まらないものだとは……」
蜂谷「てかさ、部屋の中にいるの飽きた!!」
樅野「仕方ないよ、決めなきゃいけないことがあるんだから」
竹下「ちょっと待って、樅やん。決めることがあるならここにおらなあかんっていうのは、誰が決めたん?」
樅野「あー……言われてみれば、確かにそうだね」
蜂谷「ナイス、キューちゃん! そだよ、別に外で決めたっていいわけじゃん!!」
樅野「なるほど、それは悪くないアイデアだね。図書館とか、公園でもいいわけだし」
竹下「頭を活性化させるためにも、も~っと刺激的なとこがええんと違う?」
蜂谷「いいじゃん、それ! えっとぉ、バンジージャンプとかスカイダイビングとか!?」
樅野「それは、ちょっと刺激がありすぎじゃないかな」
竹下「ちゃんと話できるとこがええやんなぁ。刺激もあって、話もできてっていうたらぁ――」
蜂谷・竹下「遊園地!!!!」
樅野「え!? あー、なるほど」
 
後日。
 
樅野「こういう夢のような場所で話し合いをするっていうのは、新しいかもね。レクリエーションミーティング、とでもいうのかな。さあ、まずはマップを見ながら――」
竹下「樅やん、まずは、ショッピングからやん!」
樅野「え?」
蜂谷「お土産買うなら、夕方じゃね?」
竹下「ちーがーいーまーすー! まずは、思い切り楽しむための装備をしやんと!」
 
樅野「俺は、犬の耳がついた帽子……」
蜂谷「このハート眼鏡と、耳つきカチューシャとしっぽ、俺似合いすぎじゃね!?」
樅野「うん、よく似合ってる。キューちゃんは……全身しっかりキャラクターのコスプレなんだね」
竹下「もちやん! 心も体もテーマパークの世界観に浸ることで、最大限に楽しめるんやよ?」
 
樅野「さすがキューちゃん、楽しみ方をよく知ってるね。じゃあ、装備も済んだことだし、改めてマップを見ながら――」
竹下「樅やんはせっかちやんなぁ。装備が整ったら、お次は撮影で決まりやん?」
蜂谷「だな! 混む前にフォトスポット行こうぜ! あ、3人でチュロス持ってポーズ取ろ!」
竹下「めっちゃええやん♪」
蜂谷「あ、あと! それ終わったら、スペースコースターかスプラッシュライド乗りたいんだけど!」
竹下「乗ろ乗ろ! けどその二つ、めっちゃ並ぶんやない?」
樅野「あ。俺、アトラクションの待ち時間がわかるアプリ、ダウンロードしてきたよ」
蜂谷「さっすがー!!」
竹下「頼りになるわぁ、樅やん」
樅野「はは……」
竹下「樅やん、アトラクションのチェックよろしく! ハチは、チュロス人数分な! うちは、あっちのフォトスポット先行っとくな~!」
蜂谷「りょーかーい!! 今日はめいっぱい、あっそぶぞ~!!」
 
樅野(ユニット名、決めてる時間あるかな……)

《後編》

竹下「最後は、観覧車で夜景を見ながら締めよ!」
蜂谷「だな! てか、乗ってないアトラクションって観覧車くらいじゃね!? 俺ら、まさかのアトラクション全制覇!?」
 
樅野「待って、キューちゃん、ハチ! 二人ってこんなに足速かったっけ!? 俺も、走るのは得意なはずなんだけど……」
 
蜂谷「樅やん、早く~! もうすぐ閉園しちゃうぞー!?」
 
樅野「わかったよ~!」
樅野(すごいな。朝からずっと休みなく遊び回って……やっぱり、二人ともモンスターだよ!)
 
竹下「——なあ、てっぺんからの夜景ばっちりすぎん?」
蜂谷「夜景も綺麗だけど、今日の星、めっちゃ綺麗じゃね? 空に近いから?」
竹下「ほんまやねぇ。きらきらしとる……」
蜂谷「キレー……」
竹下「今日はほんま、いい一日やったなー……」
蜂谷「なー……」
樅野「……ふふ」
竹下「ん? なんでニヤけてるん、樅やん?」
樅野「いや……ごめん。元気よく走り回ったと思ったら、しんみり星空見上げたりして、二人は本当にいろんなことを心から楽しめる人たちなんだなって思ったら、俺も楽しくなっちゃって」
蜂谷「へ、何それ!? 褒められてる!?」
樅野「当たり前だよ。なんでも全力で楽しめる人って、素敵だと思う」
竹下「やけどこんなに楽しいんは、3人でいるからかもしれんよ?」
蜂谷「あー、確かに! キューちゃんがいたから初めて知った遊び方もあるし、樅やんみたいに計画的じゃなかったらこんなに制覇できなかったもんな」
竹下「そうそう。3人だから、こんなに楽しいんやよ!」
樅野「そっか……」
竹下「せやからうち、ユニット名には数字の『3』を入れたいなーって思ってたんよ」
蜂谷「あ、俺、星要素入れたいって思ってた! 星みたいにキラキラ輝きたいし、何よりこの星にすっげー感動したし!」
 
樅野「え、二人とも、ちゃんと考えてくれたんだ……」
竹下「もちやん!」
蜂谷「もちもち! だって今日は、そーいう日だもんな?」
樅野「こんなに全力で遊びながらユニット名のことも考えてくれてたなんて……二人にはいつも驚かされるよ」
竹下「せやけど、『3』に、『星』か~。繋げ方考えるんが、大変かもしれんね」
樅野「んー、それもそうだけど……」
蜂谷「大丈夫だよ、時間まだあるし! 今はとりあえず、この観覧車からの景色を楽しもーぜ!」
竹下「せやね! こんな綺麗な景色、なかなか見られんし」
樅野「賛成! そうしよう」
 
蜂谷(ほんと、星キレー! だけど星を、どうやってユニット名にすんだ? 星……キラキラ……スター!?)
 
竹下(ユニット名にするなら、数字よりも英単語がええんかなぁ? あ、『3』を倒せばMにもなるやん!! 何かに使えればええけど……)
 
樅野(俺は『モンスター』なんてどうかなって思ってたんだけど、今回ばかりは二人の真ん中を取るのは難しそうだな……)
 
ユニット名が決定するまでそう時間はかからないことに、3人はまだ気づいていない——。