STATION IDOL LATCH!

STORY

純粋無垢だった幼い頃の夢を見る――巣鴨・高岩は、LATCHとしての自分の現状を憂いている。もっと高みを目指せるはず、もっともっと周りの人々を笑顔にできるはず……そう思えばこそ、理想と現実の狭間で心は重く沈み込んでいく。

――そんなある日、LATCHたちに一通のメッセージが届く。

30人が一堂に会するホールにて、桜田と名乗る者が皆に告げる。

「これから、君たちには山手線LATCH代表を決める『エキメン総選挙』に参加してもらう」
「もちろん、全員強制参加だ――拒否権なんか、ないよ」

各々の思惑や、想いを抱えて、LATCH初の個人戦がいま幕を開ける――

#06 すべてはLATCHのために

『エキメン総選挙』のために最大限の努力を積み重ねてきた各ブロックのメンバーは、投票日の最後の最後まで、LATCHとしてアピールを続ける。そんな中、浜松町駅・湊は桜田と密会しており――