STATION IDOL LATCH!

STORY

十数年前ーとある山手線の駅員が、自分が愛する街を盛り上げるためにアイドル活動を始めた。やがてその街に大勢の人たちが集まるようになって、一種の社会現象となり、他の駅からも続々とアイドルが誕生。今では山手線各駅に1人、総勢30人の改札外アイドルが存在する。彼らは改札の中と外を結ぶ存在として、『LATCH!』と呼ばれている。そして今、先輩からバトンを受け継ぎ、3人の新たなLATCH!が誕生しようとしていたー。

#11 武庸へ、最後のアプローチ!

「夢」や「努力」に対して拒否反応を示す武庸だが、それには引きこもったまま部屋から出てこない「兄」の存在が関係していた。一方、武庸をLATCHに加入させようと手を尽くす空蝉と諏訪だったが状況は悪くなるばかり。
再び高田馬場を訪れた2人は「LATCHに誘うのはこれで最後にするから」と、神堂から預かった“あるもの”を武庸に手渡す。