STATION IDOL LATCH!

STORY

十数年前ーとある山手線の駅員が、自分が愛する街を盛り上げるためにアイドル活動を始めた。やがてその街に大勢の人たちが集まるようになって、一種の社会現象となり、他の駅からも続々とアイドルが誕生。今では山手線各駅に1人、総勢30人の改札外アイドルが存在する。彼らは改札の中と外を結ぶ存在として、『LATCH!』と呼ばれている。そして今、先輩からバトンを受け継ぎ、3人の新たなLATCH!が誕生しようとしていたー。

#14 LATCH!の先輩は皆、優しい……?

心を奪うようなレジェンドのライブに興奮冷めやらぬままの新人3人。
そんな彼らに声をかけてきたのは、老若男女問わず口説く癖のある先輩LATCH!の饗庭紡麦(恵比寿駅)と、戸成の友人であり元スーパーアイドルの伍代晃(五反田駅)だった。
さらにそこへライブに参戦していた一条と小鳥遊も合流。
東海林のファンでもある小鳥遊は、彼の存在は「夢」であると語る。