STATION IDOL LATCH!

STORY

30人揃っての合同ライブを成功させたLATCH!。次なる挑戦として、さらに大規模な「LATCH! MUSIC FESTIVAL」を開催することに。そのイベントでは、各ユニットが自分たちで決めたテーマに基づく新曲を発表するステージが用意される。街への想い、パッセンジャーへの想い、ユニットへの想い──さまざまな想いを抱えた12のユニットは、伝えたいことを歌に乗せるべく、それぞれのテーマと向き合っていく。

#03 最高のパートナー

練習スタジオで新曲のテーマについて話し合っていた渋谷駅の蜂谷恒星、原宿駅の竹下宮斗、代々木駅の樅野葵。歌いたい曲のイメージを自由に発言する蜂谷と竹下に対し、樅野はなかなか自分の意見を口にすることができずにいた。そこへ品川駅の一条肇と有楽町駅の小鳥遊悠吏がやってきて、「各ユニットの新曲のテーマをまとめて報告するように」という、東京駅の東海林鈴音からのことづてを託す。
一条は、憧れの東海林からの依頼に喜ぶ小鳥遊の様子を微笑ましく受け止めていた。しかし小鳥遊は自分のことばかり話していたと気づき、「同じ道を共に歩んでいきたいthe best partnerは肇さんの他にはいない」と改めて伝える。それを聞いた一条は、自分も同じ思いを持っており、小鳥遊は最高のパートナーだと返し、いつしか二人はどちらがお互いの長所を多く挙げられるか勝負を始めていた──。
東海林からのことづてを受け、竹下は練習スタジオで目白駅の綜馬礼を待っていた。そこに通りかかった西日暮里駅の諏訪海晴も加わり、二人と話した綜馬は、彼らを自宅でのお茶会へと誘う。