STATION IDOL LATCH!

STORY

30人揃っての合同ライブを成功させたLATCH!。次なる挑戦として、さらに大規模な「LATCH! MUSIC FESTIVAL」を開催することに。そのイベントでは、各ユニットが自分たちで決めたテーマに基づく新曲を発表するステージが用意される。街への想い、パッセンジャーへの想い、ユニットへの想い──さまざまな想いを抱えた12のユニットは、伝えたいことを歌に乗せるべく、それぞれのテーマと向き合っていく。

#10 歌うことが好きなんだ

原宿駅の竹下が、鶯谷駅の根岸のソロライブ会場を訪れると、そこには浜松町駅の湊、田端駅の北が来ていた。期待と不安が高まる中、ステージに登場した根岸が歌い始めると、会場は一気に歌の世界に引き込まれる――。
根岸は観客に向かい、これからも飴屋と一緒なら「地の果てでも歌が届けられると思う」と自分の決意を話す。
ライブ終了後、御徒町の高良は楽屋に入ることができずにいた。そこへ現れた上野駅の飴屋に対し、これまで根岸が飴屋に目をかけられていることを面白くないと思っていたと告白する。しかし、今夜のソロライブを観て「改めて根岸をすごいと思った、だからこそ自分自身の力で飴屋に認められるようになりたい」と話す高良に、飴屋は「僕はとっくに高良君のことだって認めている」と返すのだった。
LATCH!フェス前日、巣鴨駅の高岩は、スタジオでリハーサルを重ねるメンバー達を訪ねていた。高岩に気づかないほど集中していた秋葉原駅の雷電と神田駅の咖山、いつの間にか良いコンビになっていた西日暮里駅の諏訪と目黒駅の不動――。その様子を聞いた高輪ゲートウェイ駅の和泉と駒込駅の英は、誰とでも付き合えるところが高岩の良さだと褒める。明日はユニットとしてステージに花を咲かせたいと3人で話す中、英が一人席を外し、スタジオの外にいた飴屋に声をかける。英はソロに向いていると考えていたと振り返る飴屋は最後に、LATCHに足を踏み入れてから「想定外のことばかりだ」と告げる。