STORY
30人揃っての合同ライブを成功させたLATCH!。次なる挑戦として、さらに大規模な「LATCH! MUSIC FESTIVAL」を開催することに。そのイベントでは、各ユニットが自分たちで決めたテーマに基づく新曲を発表するステージが用意される。街への想い、パッセンジャーへの想い、ユニットへの想い──さまざまな想いを抱えた12のユニットは、伝えたいことを歌に乗せるべく、それぞれのテーマと向き合っていく。
新大久保駅の百瀬志生のライブ配信に、池袋駅の青葉梟光加人と新宿駅の神堂唯姫がサプライズで参加する。かつての頑なな態度が消え神堂と自然に会話する百瀬に、青葉梟は「強くなったな」と感慨深げに告げるが、百瀬は「選抜オーディションで、自分は弱いと思い知らされた」と返す。それに対し青葉梟は「弱さを受け入れることが、お前の強さになったのかも」と話すのだった。
青葉梟達と入れ替わりにやってきた田町駅の羽振寿里は、百瀬がLATCH加入当時に話した自分の発言が、その後百瀬を苦しめることになったのではないかと謝罪するが、百瀬は「今は、大切な仲間に囲まれてLATCHの『一人』としてパフォーマンスできることが幸せだ」と告げる。
御徒町駅の高良摩利央と日暮里駅の戸成綾、渋谷駅の蜂谷恒星が新曲のテーマについて話しているところに、鶯谷駅の根岸優歌が通りかかる。上野駅の飴屋楊が計画した根岸のソロライブの話を根岸自身が断ろうとしていると聞いた高良は、根岸を激しく非難する。飴屋への憧れから根岸を強く意識する高良に、戸成は「根岸と張り合う必要はない」と話すが、高良は戸成を振り切るように出て行ってしまう。