STATION IDOL LATCH!

STORY

30人揃っての合同ライブを成功させたLATCH!。次なる挑戦として、さらに大規模な「LATCH! MUSIC FESTIVAL」を開催することに。そのイベントでは、各ユニットが自分たちで決めたテーマに基づく新曲を発表するステージが用意される。街への想い、パッセンジャーへの想い、ユニットへの想い──さまざまな想いを抱えた12のユニットは、伝えたいことを歌に乗せるべく、それぞれのテーマと向き合っていく。

#06 ちょうどいいバランス

五反田駅の伍代が、行きつけのバーで日暮里駅の戸成の話を聞いているところに、同じユニットの恵比寿駅の饗庭、大崎駅の大崎、田町駅の羽振がやってくる。かつて伍代が荒んでいたことを知る戸成は、ユニットメンバーと楽しそうに会話をする様子を喜ぶ。
戸成が帰った後、伍代達は集まればいつの間にかLATCHの後輩たちの話ばかりしている自分たちに気づき、「陰であいつらを支えていくタイミングなのかもな」と笑い合うのだった。
練習スタジオで曲のテーマを決めるミーティングをしている田端駅の北、新橋駅の烏鷹、浜松町駅の湊。自分たちはパッセンジャーにとっての地元の駅のように、いつも温かく迎え入れることができたら…という話題から、烏鷹は「人も世の中も、必ず移り変わっていくものだからこそ、僕らは『変わらずにいる』存在でありたい」と告げる。その意見に北と湊も同意し、それこそが新曲のテーマにふさわしいと頷き合う。
3人の元に、新曲のテーマを聞くため代々木駅の樅野がやってくる。ユニットの中で自分は力不足だという樅野に対し、それぞれの長所を大切にすることで「ユニットのバランス」を保つことができるのだから、自分のペースで進めばいいとアドバイスを送る。