STATION IDOL LATCH!

STORY

30人揃っての合同ライブを成功させたLATCH!。次なる挑戦として、さらに大規模な「LATCH! MUSIC FESTIVAL」を開催することに。そのイベントでは、各ユニットが自分たちで決めたテーマに基づく新曲を発表するステージが用意される。街への想い、パッセンジャーへの想い、ユニットへの想い──さまざまな想いを抱えた12のユニットは、伝えたいことを歌に乗せるべく、それぞれのテーマと向き合っていく。

#09 30の星

打ち合わせのため練習スタジオを訪れた代々木駅の樅野は、先に来ていた渋谷駅の蜂谷と原宿駅の竹下が、パソコンで作業をしている姿を目にする。驚く樅野に、二人は「先輩ユニットに話を聞く中で、心を合わせて協力することが大事だと気づいた」と話す。
自分の心の内を伝えようとする樅野の改まった様子に、「もしかして辞めたいと言うのでは?」とざわめく二人だったが、樅野が口にしたのは「ユニットのリーダーをやらせてほしい」という言葉だった。個性の強い二人をまとめられるのは自分しかいないと話す樅野に、蜂谷と竹下は「頼りにしている」と応え、LATCH!フェスに向けて頑張ろう!と声を上げるのだった。
後日、3人から各ユニットのテーマと共に、樅野がリーダーとなった報告を受けた東京駅の東海林は「必ず良い形でパフォーマンスに反映されるはず」と励ます。
彼らと入れ替わりにやってきた池袋駅の青葉梟と新宿駅の神堂は、「新生LATCHの宣言」というテーマのもと、東海林が告げた言葉に口々に異議を唱える。しかし、「意見は違っていても、バラバラになることはない。いつだって同じ方向を目指して進んでいるから」という東海林の発言に二人も同意し、「30の星を導く光」として、これからも頂点で輝き続けていこうと話すのだった。